2016年12月19日 挫折 正確な時期は覚えていないが、小学校低学年の時期にクラシック・ギターを習っていた事がある。確か毎週日曜日の午前に、多分1~2年程習っていたと思うが全く上達しなかった。今でも覚えているが、講師に習っていくら練習しても体が、指先がついて来ないのだ。耳で聴く・指先で弦をいじる?・リズムを取る?がいつまでたってもバラバラで上達しないのだ。 その頃には自分の手先の器用さは自覚していたので、思うがままに作成できるプラモデルと全然上達しないギターで同じ指先を使う筈だが両者の落差に自分でも理解不能であった。今でも楽器は全然ダメである。 しばらくすると子供ながらにギターが苦痛になってくるもので、人生で初めて何かをさぼる事を覚えてしまった。これは自分には音楽の才能が無いなと完全に理解をした時期でもある。多分人生二度目の挫折であると記憶している。(一度目の挫折は絵を書くのがヘタな事。) むしろ、ギターの才能が無い事よりもギターをサボる才能を見つけてしまうという皮肉な結果に終わってしまったギターであるが、遺伝子解析の進んだ現代では聞くところによると、音楽の才能は遺伝に遺伝子によるところが大きいのだそうだ。もし、ギターが鬼のように上手に本能のままに弾けたなら歯科医師にはなっていなかっただろう。 台東区、上野駅前の歯科医院 医療法人社団 K-スマイルデンタルクリニック 理事長 北田雄丈 〒110-0005 東京都台東区上野6-16-16 上野ORAGAビル6F 03-5816-0345