• 干瓢と日産とインフィニティ

    2004年頃、日産自動車栃木工場の見学ツアーに行ったことがある。一連のリストラ策で残った工場の一つである。実は工場見学が好きなのである。朝早くに栃木工場に集合なのはかなり辛かったが遅刻せずに到着。当時作っていたのはスカイラインだったかな?そのインフィニティバージョン?だった記憶がある。

    24時間操業出来るのだが当時は2シフトで夜?生産ラインは止めている旨の説明を受けた。工場自体の設備は古く必要最小限の設備投資で操業している印象を受けた。確か天井が低いので全高の高い車種は生産できない説明も受けた記憶がある。

    ヘルメット着用での一連の見学を終え、担当の方(もの凄く丁寧な対応をして頂いた)との会話の中でゴーン氏が来る前と後とでは何が変わりましたか?と質問をしたところ 工員全員がお客さんの方を向くようになった との回答を頂いた。お土産で栃木工場近郊の名産品、干瓢(かんぴょう)まで頂いてしまった。

    免許を取ってから日産の車を自腹では1台も買った事が無く、(X-トレイル・ムラーノカブリオレは良いなとは思った)干瓢まで頂いてしまった。ゴーン氏の顔を見るたびに干瓢を思い出し、干瓢を見るたびにゴーン氏を思い出す様になったしまった。

     

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