水栓を分解して組み立ててみよう
洗面所の水栓から微量の水漏れを発見してから、長期間経過してしまった。輸入元からはこの水栓は廃版になる旨を聞いていたので、最悪の場合は水栓の交換になるだろうと思っていたが、一度修理をトライしてから判断する事にした。輸入元に問い合わせて分解図をPDFで送ってもらい、何となく水栓の構造は理解したが、実際の作業は先延ばしにしていた。この分解図を送って貰う際の電話のやり取りで作業の難易度を聞いたところ、歯科医師であれば出来るだろうとの回答を得ていた。歯科医師は手先が器用である事が絶対条件なのである。
珍しく予定の無い休日に、忘れかけていた水栓の水漏れ修理に着手した。DIYでの作業なので、予め長めの時間軸で考えていたが、結果的に正解であった。準備したのは田宮模型のプライヤーと数種のドライバーと六角レンチ。田宮模型の工具・ツールは出来が良く価格も適切なので、必ず常備するべきであろう。
水道の元栓を閉めて、水栓を外しても大惨事にならない様にしてから分解を始める。隠れているイモネジを六角レンチで緩めると、分解図通りに解体出来る。水漏は水道水のある成分が、パッキンに固着したのが原因なので、その固着を鋭利な工具で落としていく。後は分解した部品を洗浄・注油して後は組み立てるだけである。ここまで30分くらい掛かっただろうか。
分解前同様に組み立てたつもりであるが、何故か水栓の位置が変わってしまった様で、分解前と止水・出水のポジションが異なっている。水漏れは直ったが、水栓のポジションが変わってしまったのでは、修理の満足度は低い。焦らず数回、分解と再組立てをトライするが、水栓のポジションは直らない。これはまずい事になってしまった。
クリニックでの診療中は途中で休憩する事は難しい。一気に治療や手術を完遂する必要がある。麻酔の深度・出血のコントロールの問題があるので、手術の途中で休憩を取ることは難しいで、水を飲むだけである。今回は休日のDIY作業なので、躊躇せずに休憩をとる。30分程度休憩を取って、再度分解図を確認しながら水栓を組み立てると、不思議な事に水栓のポジションは完璧に直った。
クリニックでの診療は予め頭の中に治療の構想があり、その構想通りに治療していくので、不測の事態は発生しない。DIYでは初めて触る物が多いので、修繕の構想は完ぺきではない。
作業に行き詰まったら休憩出来るのもDIYの魅力だろう。兎に角、水漏れは完治した。
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