続、インプラント治療
どんなに単純なインプラント治療の場合でもやはり多少は緊張するものである。前日〜当日には完全にインプラント治療部位の状態が頭の中に入っていて、全てをシステマティックに行うのみの状態であるが全身全霊を傾注するのが大前提である。
現代のインプラントシステムは、漫画的に誤解を恐れずに言えばネジで固定するものと似ている。木ネジを想像してもらうと漫画的には分かりやすいかもしれない。木ネジを回した事が無い歯科医にネジと固定源の関係を説明しても分かってもらえないのは非常に困る。個人的に歯科医師のゼロ次審査は、幼少期からの常識的な工具の操作の経験の有無を入れてもらいたいと思う。
日本人は骨が軟らかい傾向にあるのでこれを改善しながらインプラント治療を進めていく。作業は全て手作業で行う。この術式が自分の中で確立されて更にインプラント治療の幅が広がり、精密度が向上した。インプラント治療には手作業が重要な割合を占める。
さて、実際にインプラント治療で重要なのは固定である。しっかりと固定するイメージを持って操作をしていくのだが固定トルクが出過ぎてしまう場合もある。インプラント治療には、適度な固定が重要になるのでこの過剰なトルクの原因を考え調整するのである。
特に前歯が折れてしまった場合、前歯が保存不可能な場合には適切な診断で天然歯と同じ仕上がりのインプラント治療が可能になります。確実な診断〜適切な手術〜適度なインプラントの固定〜審美的な人工歯の作成にはやはりある程度のセンスと経験が必要だと思う。やはりインプラント治療はライフワークである。
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