• 10年定期健診に

    現在当クリニックのカルテ番号は、4桁のかなり後半ありでもうすぐ5桁に届くと思われる。10年前は2桁の番号であった。10年前の初診時に中程度の歯周病が進行しているが、ご本人に全く自覚が無い患者さんがいらっしゃった。カルテ番号は2桁である。実際、2通りの将来像(このままの歯数・コンディションを維持もしくは、一本、一本と歯を失っていく)が考えられた。

    当時今もそうであるが歯周病の悪影響をご説明し、定期健診の重要性を分かりやすくご説明をした。この10年間、嬉しいことに3ヶ月ごとの定期健診に欠かさずご来院して頂いている。今回のコラムに合わせてカルテを見返したが、この10年間口腔内に関する大きなトラブルは無しであった。どちらかと言うとこちらの方が嬉しい。

    兎に角、歯科定期健診は重要である。現在の状態が悪くても1度きちんと修復して定期健診で良いコンディションを保つ事が重要である。色々書きたいことはあるが今回はこの辺で終了。

     

    医療法人社団 K-スマイルデンタルクリニック
    理事長 北田雄丈

    〒110-0005

    東京都台東区上野6-16-16 上野ORAGAビル6F
    03-5816-0345

     

     

  • インプラント イマジネーション

    インプラントご相談の患者さんの外注したCTが出来上がってきた。(基本的にCT撮影は外注。満足のいくCTは億単位の投資になるのでさすがにそれは過剰投資でクリニック運営を圧迫する。歯科用の安いCTは個人的には満足のいくレベルには無い。そもそも、デジタル化と言うが多岐にわたってリンクしないと意味が無いのである。今は過渡期の手前。)

    インプラント施術前の分析時には色々な想像を巡らせる。これはクリニックを離れても考えている。難易度の高さに比例して思考の時間も長くなる。思考の時間が長くなると良いアイデア・解決策も浮かんでくるものである。

    そのアイデアを元に再び分析をして患者さんに説明をするのである。歯科治療に必要なのはイマジネーションであると思う。

     

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  • カウントダウン

    横浜にご夫婦で営まれている中華料理屋がある。横浜中華街では無く少し外れた場所にある。両隣がタイムスパーキングで間違いなく店主はご高齢。つまり(立地も含め)一皿一皿がカウントダウンなのである。ここ数ヶ月奥様の姿が見えず、店主がお一人で切り盛りされている。

    コレは通わなければいかんなと思い毎週行くのだが、余計な気遣いが店主の忙しさを加速させている点は否定できない。港区にほぼ同様の蕎麦屋があり、20年以上通っていたが遂に近年(この一皿一皿がカウントダウンかな?と思い始めて数年で)閉店してしまったのだ。特に最近お料理が出てくるのに時間が掛かることもあり、待ち時間に思考を巡らせる事も多い。

    今の店主と同世代になった自分を想像して、まだ診療しているだろうか?と考えてみる。フルタイムでの診療は無理だろうから今の半分くらいのペースだろうか?歯科用拡大鏡のお陰で視界は問題ないだろう。不安要素は体力と集中力か?

    と、思考を巡らせていると牛バラチャーハンが来た。確かオーダーしたのは牛バラ焼きそばだったと思うが、待っている間にチャーハンの気分になってきたのも事実である。この一皿もカウントダウンである。

     

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  • ネジを回せば

    特殊な仕事(自動車のメカニックさんとか)以外の人は1年間にどの位ネジを回すものだろうか?IKEAなどの組み立て家具を作る時以外はあんまりドライバーでネジを回す機会って無いのでは?ここ数年ドライバーすら手に持っていない人も多いのでは?

    個人的に近年の歯科医師に求められる能力の一つにネジを回すセンスがあると思う。具体的にはデンタルインプラント治療の際にネジを回すセンスが必要となる。ツールを通じて手に、指に感じる反力の見極め、ネジ山がずれて噛まないように締める方向感覚などが必要不可欠である。

    ネジをあんまり締めた事のない歯科医師にハンドツールを使用した作業~その感覚を説明してもあんまり分かってもらえない場合も多い。ドライバーでネジを締める作業ぐらいは常識的に出来ていて欲しいものである。

    少年時代からに散々ネジを締めてきた(金属のネジでプラスチックを留める際、注意しないとプラスチックが割れる)成果がこのような形で生きてくるとは当時は考えもしなかったものである。

     

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  • デンタルインプラント

    正確な本数は分からないが日本国内のインプラント出荷本数はここのところ横ばいであると聞く。確かにビギナー向けの講習会が激減した感は10年ほど前から感じていた。今までは扱っていなかったがインプラントを新規で施術する歯科クリニックという所が減っているのか?

    新たにインプラントを歯科クリニックに導入する際に難しいのは、患者さんへの説明~資料採取~分析~再度の説明~術前の治療~術前の管理~滅菌システム~施術準備~手術当日のインプラント施術~術後の管理~上部構造(歯の部分)の型どり~治療終了ごの管理 という一連のシステム(かなり端折って書いている)も導入する必要がある点にあると思う。

    インプラント施術に必要なシステムの導入の方がインプラント施術よりも難易度が高いかもしれないと感じている。今後の歯科クリニックの方向は大きく分けてインプラントを施術するクリニックと施術しないクリニックとの2方向になるのではないかなと思う。

     

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