• 吸い込まれるように

    先日、私は(外食にあんまり興味ないので)知らなかったのだが有名な(イケメン・フランス料理・日本在住で日本語に堪能)シェフにお会いした。2人で話しているのに(当然だが私をスルーして)写真を撮られまくりでどうやら相当に有名な方である様だ。有名人でも全然知らない人なので色々聞いたところ、14歳の時点で既に料理人として生きていく事を決意されたようである。

    想像するに誰に強制されたわけでは無く自然に(本能のままに)吸い込まれるようにキッチンに立っていたのだろう。30年以上情熱を持って料理し続けるのだからやはり(料理をするのが)するのが好きなんだろう。今思うと、幼少~少年期に吸い込まれるようにプラモデルを作成していた先に今の私があると思う。基本的にデジタル解析が進んでも歯科治療はアナログな作業なので術者の腕に左右される部分が非常に大きい。(個人的に治療に関して誰がやっても同じでしょと言われるのが大嫌い)

    20年以上歯科治療に情熱を持って続けられるのは変わらず吸い込まれるように治療をしているからだと感じる。根本的に歯科治療の要素が好きなんだろう。近年ではデジタル解析、材料の進化が診断・治療をアシストしてくれる。

     

    医療法人社団 K-スマイルデンタルクリニック
    理事長 北田雄丈
    〒110-0005東京都台東区上野6-16-16 上野ORAGAビル6F03-5816-0345

  • 転職

    勤務医時代、思い出せば転職を繰り返してきたものである。一時はブラインドで履歴書が書ける状態であった。勤務医時代は将来的に独立をせざる得ない職業(年齢が上がるにつれてリストラの可能性が高まるのはどの業界でも同じ)であることを自覚していたためにとにかく色々なクリニックを見てみたかった。どんな(駄目な)歯科医院でも良いところは一つくらいはあるもので(実際に良いところが一つしか無かったところも多かったが)給料の額よりも勉強にはなったと思う。

    知人が転職したが、やはり転職に伴うストレスは大きかったようで先月は体調が悪く(奇病を発症)半月は寝込んでいた模様である。会社の規模は転職先の方がやはり小さいものでよく言えば自分の好きなようにシステム構築が出来るが、その分負荷も大きいようである。

    現代ではSNSをはじめ連絡手段が溢れており、直接接点が無くなっても連絡を取ろうと思えば取り続ける事は可能である。不思議な物で連絡を取りたくなる人(良い話を持って行きたくなる人・応援したくなる人)は実はそんなに多くないのかもしれない。

     

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  • インプラントと平常心

    期限のタイトな患者さんがひと段落(インプラント埋入と同時に仮歯までセット)したので久々のコラム更新である。

    歯科治療に限らないが常に正しい平常心でいることは非常に大切な事である。特にインプラント手術時には平常心が大切になる。インプラントは術前の診査~診断~準備の時間が実は手術時間より時間が掛かるものである。ある意味で手術中に平常心を保つために準備するとも言える。

    CTを読み込んだところで実際に歯槽骨をみるまで本当の状態は分からない部分もあるので不確定要素をあらかじめ予想しながら準備をするものである。手術中には様々な要因をかんがえながら淡々と進めていく必要がある。断言するがこれは平常心で無ければ出来ない作業である。

    近年は淘汰されたが昔は口腔外科に限らず治療中にテンパって、怒鳴ってしまう歯科医師もいたものだが(40代以上の同業者なら分かるかな?当時は本当に辟易したものである)そのような精神状態では正しい手術・治療は出来ないものである。近年そんな話は耳に入ってこないのでそういった意味では歯科業界の環境も良くなってきたはずである。

     

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  • 消費税と買いだめ

    消費税が日本に導入された時のことは良く覚えている。当時急いで買いだめをしたのはBB弾とガスガンのガス。(当時のMGC製だったかな?)周囲ではタバコ・ビールなどを買いだめしていた人がいたように思うが、買いだめは結構消耗品に終始していたように感じた。

    今回の増税であるが当クリニックでは今のところ駆け込み需要は無い。特にクリニックで使用する消耗品の買いだめも予定は無い。大量に買いだめをしても保管が大変なのである。又、価格の安いところを探せば2%以上の価格差がついてしまうことも多い。ちなみに当クリニックでは長いこと歯科用の金属を購入していない。

    英国に行った際消費税、付加価値税は20%である。初年度はコレには痺れた。1989年の消費税導入から、30年たって遂に10%。と、いうことは更に消費税率は上がると考えてよいのかもしれない。

     

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  • 続・ネジの締め方とインプラント

    通常歯科医師が行う治療は歯肉・歯槽骨の上、漫画的に言えば普通に見える範囲を治療する。口腔外科・インプラント手術では歯肉の下・歯槽骨を調整して抜歯、インプラント埋入を行う。実はインプラント手術時に注意しなければいけないポイントは世界中で共有されておりその一つにオーバートルク(締め込みトルク過多)がある。

    色々な表現があるが漫画的に言うと、インプラント埋入は歯槽骨にインプラントのフィクスチャー(歯根に相当する)を埋め込む作業である。色々なデバイスがあるが最終的には術者の感覚で判断するところも多い。フィクスチャーにアバットメント(歯の修復の土台に相当)を締結(別パーツで口腔内で漫画的に言うと合体させる)するのもスクリュー(ネジ)である。この締結がずれるとインプラント治療が台無しになってしまう。

    つまり、インプラント治療では意外にアナログで漫画的に言うとネジ物を扱う事が多いのである。実は他の歯科医師にインプラント治療と説明~指導するときにこのネジを回す感覚・独特の感覚を説明して理解してもらうのが非常に難しい。思うに歯科大学に入学する前からドライバー、出来れば精密ドライバーで作業する習慣がないと究極の所までは理解できないんじゃないかと感じる。

    個人的には現代の歯科治療で意外にもネジの締め方が重要なのである。幼少~少年期の各種工作が今こんなに役に立つとは当時考えもしなかったが。

     

     

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