ここのところ、若い方へのデンタルインプラント埋入が続いています。つまり相当若い時に歯を抜いてしまいそのままにしているという事です。　若い時に歯を抜いてしまうと歯を支える骨の吸収が非常に大きいように思います。これはとても重大な事で一見骨のボリュームがあるように見えても実際は全然無いということがあります。デンタルインプラントを治療計画にとりいれようとすると、まずは骨を作る、再生するところからはじめる必要があります。

　日頃言っているように歯を抜く前にきちんと治療計画を決めないで歯だけ抜いてしまうとその後のフォローが大変な事が多いのです。　相当歯が崩壊していても、デンタルインプラントを抜歯と同時に埋入するというシンプルな治療さえしておけば欠損治療に有効な場合が非常に多いです。

　せめて歯を抜く前に・・・と思うことがとても多いですね。　歯を抜く前によーく治療計画を決めましょう。

　親知らずを抜く、インプラントを埋入するなどの外科処置について、術後に腫れる、痛みを心配なさる方は多いと思います。　きちんとした術前からの管理、優しい、力を入れすぎない操作で、大きく腫れることはまず無いと思います。つまりリスクを一つ一つ排除します。

　歯科治療にはＭＡＸでどのくらいの力が必要なのでしょうか？恐らくは、数百グラム程度でしょう。これはどのジャンルの治療でにも当てはまります。力技厳禁です。

　現代のデンタルインプラントは術中にも非常に精密な操作が可能です。つまりこの精密な操作さえ心がければまず失敗、術後の腫れは無いでしょう。ここの部分が非常に誤解のあるところで、現代の歯科医学の精度を知ってもらいたいものです。

　では、どのくらいの精度か？おおよそ０．１ミリ単位をコントロールして治療します。このぐらいの精度をもって治療しないと予後に確証が持てないのです。この精度の高い治療のおかげで診療中のストレスは激減しました。

　水曜の夜、鍼灸に行きました。前から知りたかった鍼灸の効く仕組みを鍼灸師の方に聞きました。神経を刺激しているのか？つっついているのか？押しているのか？　分かりやすく言うと細い神経を切っていくのだそうです。結果その場所の生体の治癒能力を高めると。

　一時、もう１５年以上も前でしょうか、鍼麻酔が注目された時期がありました。鍼麻酔により歯科治療時の疼痛を抑えるのです。首の周辺だったと思いますがその辺に鍼を打つんですね。詳しいいきさつは忘れましたが現在でもごくごく一部で行われている模様のようです。

　歯科領域では９９％西洋医学なので、悪いところはきちんと除去⇒きちんと治療が基本になります。歯周病も同じです。歯周病は慢性疾患の近いので定期的にきちんとした治療が必要なんです。どうもここのところを良く分かっていらっしゃらない方が多いんですね。歯の構造から細菌感染、口臭のお話、重症の場合は歯を保存できないという説明をしますが、事の重大さを分かってほしいです。

　このコラムを検索⇒ＨＩＴする、検索ワードでは、親知らずに関する検索が多いです。　いきなり本題に突入。個人的には、若干費用はかかりますが、コラーゲン製剤、骨補填材の使用は必要と思います。　治癒、治りが圧倒的に早い、早い。

　そもそも、治療をする歯科医院の選択ですが、口腔外科だけの専門、歯を抜くだけの専門よりは、多くの専門領域のあるところがう～ん良いのかな。　常々言っていますが、歯を抜く前に治療方針を決めましょう。無計画で抜歯してから、骨が吸収しそこに骨を作るのは大変なんです。同じような内容の治療を行うのでも、専門が違うと、また専門知識が多いほど、違うものです。

　親知らずを抜く際は骨を少し削ります。デンタルインプラントにある程度精通している歯科医師のほうが扱いがデリケートな場合が非常に多いのです。デリケートな操作は現代の歯科治療に必須なので、うーんヤッパリ専門領域の広い、多い歯科医師に依頼するのが良いかな。

　今回はいきなり本題。　ずばり電気自動車は普及するか？　

現状、どうやらバッテリー、電池の問題と販売価格の問題が大きいようです。つまり充電に時間がかかり販売価格が高いと。

　日産自動車がほとんど社運をかけて電気自動車を販売する予定のようですが、どうなんでしょう？割合せっかちな日本人にはまだ、向かない、厳しいように思います。　電池を充電せず、電池ごと交換して充電時間を短縮するようですが、そもそも、私の生活圏に日産のディーラーって無いんですね。

　と、ネガティブな意見ばかり書きましたが、技術的な問題、課題がクリアされぶったまげるような電気自動車で早く通勤したいものです。　もしかしたら、クルマは￥１００ライターのようになるかもしれません。