2009年04月24日 最良の材料は。 地デジ良し。 さて、最良の歯科材料の条件は何でしょう? 今回は、歯科治療用の接着用セメント に焦点を当てましょう。 虫歯等で歯に欠損が生じた場合、型取りをして人工の歯を作ります。銀歯とか、白いセラミックですね。これを口腔内で歯に接着する際に、歯科用のセメントを使います。 様々な特性を持った非常に多くの種類の歯科用セメントがありますが、一つ言えるのは万能の歯科用セメントは無いということです。又、選択して使用する際は、柔軟な発想、軟らかい頭を持ったほうが良いということです。 つまり、ずーと一つのセメントを使い続けるのも良いが、常にバージョンアップが必要です。又、逆説的ですが、何でもかんでもそろえずに、一つの特性、用途の一つないし二つの歯科用セメントを厳選して、その歯科用セメントの精通することが非常に大切です。 まとめると、 歯科医には、最新の歯科材料~旧い歯科材料までの幅広い知識が必要。 使用する際も、適材適所の判断とセンスが必要。 操作性の良いものを選択するべき。 長期の安定性が良いこと。 実績のあること。 などでしょうか? 地味ですが、非常に重要なところです。 アンテナ良し。