2009年05月28日 あれもこれも 基本的に、歯科治療で使用する材料はあまり多くの種類を使用しないことにしています。接着剤、歯科用レジン、~インプランントシステムまで、導入の段階で厳選して、選択します。 ごくまれに、非常に素晴らしい物をサンプルで使用して劇的に優れていれば採用します。 意外にも、歯科医師は理工学、材料学にうとい人が多いので、歯科商店さんの言うがままにどんどん新しいものを購入してしまうんですね。結果、使わないものがたまると。 新しいものが発売され、気になるものであればどんどん製造メーカーに問い合わせます。やはり作っているところが一番特性を分かっているので、非常に参考になります。ちゃっかりサンプルも請求しちゃいます。 何が言いたいか? ある程度の種類をそろえることも大切だが、すぐれたものを厳選しそれに精通するのはもっと大事です。 これは、私の非常に尊敬する超大先輩のお言葉ですが、インプラントの氾濫する今、改めて意味の深さを感じます。