2009年06月01日 暗い所と狭い所 どうにも狭い所が苦手です。随分前に酸素カプセルを体験しましたが、最悪。かえって調子悪くなりました。もう究極に狭く、一畳?難儀でした。 もうひとつ、薄暗い所も苦手です。目が悪くなりそうなレストランとかですね。店内の照明を落とさないと夜景が綺麗に見えないとう理由もありますが、メニューが読めません。 さて、本題。歯科医院の診療台に照明がありますでしょ?近年、LEDに替えているところもありますが、あれは精密歯科診療をするのには、絶対的に光量不足です。奥歯が見えるはずがない。実は、細かい作業は手先の器用さもありますが、対象物が見えているかの方が非常に重要です。まず視野、視界です。正確に把握するには、光量が必要です。 どんな作業でも、手元を照らす、自分の目線の先に補助の光があるのが理想的です。見た目はマヌケですが、歯科用拡大鏡と、補助のLEDライトは必需品になります。意外にも、口腔外科の範囲、難しい抜歯、外来歯科小手術、インプラントに非常に有効です。 診療室が明るいこと、きちんと歯科用拡大鏡を使用していること、紳士的な言葉使いなこと、は良い歯科医師の最低条件です。 紳士的な言葉使いについては後日。 口腔内にもっと光を。