日常とライフワーク
インプラント治療は知力と体力を必要とする事に異論は無いだろう。筆者は現在ではインプラント治療の後に、極度の疲労を感じる事は無い。インプラント治療に対する筆者の概念に大きな変化があって以降は、特に極度の疲労を感じる事は無い。要するに筆者にとってインプラント治療は日常的な治療ではあるが、通常の歯科治療以上にライフワーク的な存在になっている。
インプラント治療をした患者さんの人生と、ライフワークとしてインプラント治療を行う筆者の歯科医師としての人生とは、常に一体であると考えている。
インプラント治療に限らず、診査・診断の後に患者さんに説明をした後に治療方針を決めていく。治療方針がが決まった後の歯科治療は、ある程度はシステマチックに行うものであり、インプラント治療も例外では無い。初期治療の段階から治療計画に沿って治療を行う事により、治療時間に対する治療効果は飛躍的に高まる。入念な準備と分析の元に行われるインプラント治療は、インプラント治療後に極度の疲労を感じる事は無い。
現代のインプラント治療は非常に完成されているので、以前に書いた親知らずの抜歯の方が難しい場合もあり、インプラント治療以上に知力と体力を必要とする事が多い。両者に必要な時間は、同じ60~90分程度であるが、筆者の感想は大きく異なる。
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