• お酒出してます

    いわゆる緊急事態宣言下では、飲食店は酒類の提供の自粛を求められる。個人的には外で酒を飲む習慣が殆ど無いので飲酒に関してはほぼ影響は無い。友人知人の飲食店・酒屋さんは(経済的に)大変な状況である。特に飲食店と積極的な取引のあった酒屋さんが深刻である。やはりテイクアウトを取り入れ業態転換を図っている飲食店が多くそういった店は固定客が離れていない傾向にある。

    あまり大きな声では言えないが、生活圏の飲食店では堂々と?お酒を出している所も多い。所轄の上野署の目鼻先でも同様である。と、言うことは自粛を自主解除したのであろうか?このような社会情勢から日本の近未来が予想される。10年後、社会は大きく変わっている可能性が高い。

     

    医療法人社団 K-スマイルデンタルクリニック
    理事長 北田雄丈
    〒110-0005東京都台東区上野6-16-16 上野ORAGAビル6F03-5816-0345

  • コロナウイルスのワクチン接種

    医療従事者は優先的にコロナウイルスのワクチンを接種出来る立場ではある。ワクチンはファイザー社を使用する予定なのだそうである。もう間もなく申し込みが始まるが問題なのはワクチンの副作用である。海外在住の個人的な友人・知人は既に2回目のワクチン接種を済ませているのだが、特に2回目の接種後2日はかなり副作用で苦しんでいた。赤十字も副作用は十分に把握している模様でワクチン接種後の確認の電話で副作用を訴えても、そういう物であるとの回答なのだそうである。

    ワクチン接種後、数日間は動けないほどの副作用が出るので、ロックダウン・所得保障・ワクチン接種は本来ワンセットであるべきであるが日本の場合そうはなっていない。個人的にはワクチンのバージョンアップを待って接種を検討す方向である。

     

    医療法人社団 K-スマイルデンタルクリニック
    理事長 北田雄丈
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  • 更新が滞る訳

    当クリニックは上野駅前の割と目立つ場にあるので様々な患者さんがいらっしゃる。当然他の歯科医院から転院してくる患者さんもいらっしゃるのであるが、そういった患者さんの場合治療の初期が忙しくなることが非常に多い。治療相談・状態のご説明・治療のやり直し・治療計画の練り直しをするにあたって治療初期の段階で集中して状態を整える必要がある。なおかつ時間の掛かるインプラント治療を先にする必要があるので長めに時間を取った治療枠で最大限に治療を進める必要がある。

    10年以上前から感じていた事だが、特に健康保険の範囲の治療に関しては全体的なレベルの低下を更に感じざるを得ない。歯科用拡大鏡の普及率も思っているよりも進んでいない事、各種講習会が上級者向けになっているので技術の向上が難しい事も原因であろう。過去の治療により状態が悪い口腔内であってもいきなり治療をするのは難しく、治療前には必ずご説明・資料の採取・診断が必要になる。

    と、言うわけでこのコラムの更新も滞りがちになる。時間の取れる間に時間の掛かる患者さんに集中したいのである。

     

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  • 他院のインプラント撤去

    久々、インプラント撤去手術をした。自分で施術したインプラントでは無いので事前に可能な限りの情報を集めた。実際のところ、インプラント埋入よりも撤去の方が難しい場合が多い。

    東京都内はインプラントを扱う歯科医院は比較的多い方だが、実はインプラントをきちんとマネージメント、管理出来る歯科医院は非常に少ないのが現状である。過去には他院で施術されたインプラントの問題はあまり積極的に介入しなかった事もあった。

    当院、私も他院で施術のインプラントに対しても場合によっては積極的に介入するという方向に方針を若干変えざるを得ないのが、2021年のインプラントを取り巻く現状である。

    実際、インプラント撤去には反面教師で学ぶところも若干はある。撤去したインプラントメーカーのものがここまで生着するのであれば、当院のインプラントは生着しない筈は無いな、などである。

     

    医療法人社団Kスマイルデンタルクリニック

    理事長 北田雄丈

    台東区上野6-16-16 6F

    03-5816-0345

     

     

     

  • 情熱とサージカルステント

    歯科治療、特にインプラント治療に必要な物は情熱である。情熱を持ち続けられるかどうか?が治療のクオリティを左右する。理由は長くなるので掻い摘まんで書くと、

    ●インプラント治療は診断~手術シミュレーションが65%、実際の手術が35%程度の重要度の配分になると思う。従って時間配分もほぼ同様の事が多い。

    ●何よりも治療初期の段階(歯を抜く前に、CTなど各種資料をもとに)で大まかなで臨機応変な治療方針を決めておく必要がある。

    ●個人的には石膏模型で実際のインプラント用のドリルを使用して手術時と同じシミュレーションを行う。(コレは全ての術者が行うべきであると思う)

    ●インプラントの方向・角度を決めるサージカルステントを自製することにより、手術精度が飛躍的に向上する。(コレも全ての術者が使用するべきと思う)

    ●手術後の縫合が意外に重要。

    つまり、インプラント治療は通常の歯科治療とは違い非常に(特に術前の準備に)時間が掛かるのである。間違いなく情熱が無いと時間を掛けることは無理である。インプラント治療に対する情熱がインプラント治療以外の一般的な治療にも良い意味で影響するので個人的にはインプラント治療を非常に重視している次第である。

     

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