• 明日は。

     明日は、非常に難しい抜歯を行います。 親知らずで大きくて深いんですね。前準備として、歯を前方へ移動してあります。1ミリでも動かした方が有利なのです。

     実はこの患者さん、かれこれ数年来のお付き合いなので、計画の上、いよいよ明日抜歯なのです。3ヶ月ほど前は、反対側の親知らずの抜歯でした。

     ん?昨年は、前歯の部分矯正をしました。このように、いっぺんに全ての問題を解決することは難しいのですが、診療計画をきちんと立案して、一つ一つ確実に解決していくことはできます。

     明日の抜歯が一段落したら、メインテナンスと、ホワイトニングです。

  • 暗い所と狭い所

     どうにも狭い所が苦手です。随分前に酸素カプセルを体験しましたが、最悪。かえって調子悪くなりました。もう究極に狭く、一畳?難儀でした。

     もうひとつ、薄暗い所も苦手です。目が悪くなりそうなレストランとかですね。店内の照明を落とさないと夜景が綺麗に見えないとう理由もありますが、メニューが読めません。

     さて、本題。歯科医院の診療台に照明がありますでしょ?近年、LEDに替えているところもありますが、あれは精密歯科診療をするのには、絶対的に光量不足です。奥歯が見えるはずがない。実は、細かい作業は手先の器用さもありますが、対象物が見えているかの方が非常に重要です。まず視野、視界です。正確に把握するには、光量が必要です。

     どんな作業でも、手元を照らす、自分の目線の先に補助の光があるのが理想的です。見た目はマヌケですが、歯科用拡大鏡と、補助のLEDライトは必需品になります。意外にも、口腔外科の範囲、難しい抜歯、外来歯科小手術、インプラントに非常に有効です。

     診療室が明るいこと、きちんと歯科用拡大鏡を使用していること、紳士的な言葉使いなこと、は良い歯科医師の最低条件です。

     紳士的な言葉使いについては後日。

     口腔内にもっと光を。

  • イライラ・いらいら

     皆さんはイライラする場面ってありますか?仕事中、渋滞、コンビニのレジ待ち、歯科医院の順番待ち??。

     数年前まで、仕事中、つまり診療中にイライラすることがたまーにですがありました。原因はささいなコトなんですがね。歯科用レジンのへばりつきとか、細かい事ですよね。今更ながら、良くないですよねー診療中イライラするのは。特にインプラントのオペ中はイライラ厳禁です。 オペ中は努めてクールにクールに。

     ここ数年、絶対に診療中はイライラしません。仮に上記の様なささいな問題が起こっても、時間的にも、内容的にも全く問題無くリカバリーできて、診療に影響しない事が良ーく分かったからです。恐らくは、若い時には診療技術の問題より、メンタルマネージメントの問題があったのでしょう。

     と、言うわけで、診療中は超平常心で集中しています。

    K-スマイルデンタルのHPを更新しました。結構良く出来ていると思います。是非見てください。

     

  •  あれもこれも

     基本的に、歯科治療で使用する材料はあまり多くの種類を使用しないことにしています。接着剤、歯科用レジン、~インプランントシステムまで、導入の段階で厳選して、選択します。

     ごくまれに、非常に素晴らしい物をサンプルで使用して劇的に優れていれば採用します。

     意外にも、歯科医師は理工学、材料学にうとい人が多いので、歯科商店さんの言うがままにどんどん新しいものを購入してしまうんですね。結果、使わないものがたまると。

     新しいものが発売され、気になるものであればどんどん製造メーカーに問い合わせます。やはり作っているところが一番特性を分かっているので、非常に参考になります。ちゃっかりサンプルも請求しちゃいます。

     何が言いたいか? ある程度の種類をそろえることも大切だが、すぐれたものを厳選しそれに精通するのはもっと大事です。

     これは、私の非常に尊敬する超大先輩のお言葉ですが、インプラントの氾濫する今、改めて意味の深さを感じます。

  •  続、デンタルインプラント

     ここのところ、更新する時間が取れませんでした。

    日曜の講習会の復習とまとめと、本日のインプラントの為の分析に集中していました。

     今回のケースは、抜歯即時埋入 つまり歯を抜いてすぐインプラントを埋入します。

    難易度が若干高いので、入念な準備が必要になります。特に今回は骨の空洞を避けるので、分析に非常に時間をかけました。

     結果、もちろん問題ないです。

    この、抜歯即時埋入は、多少症例は限られますが、歯を抜いたその日にインプラントを埋入し、可能であれば仮の歯を使ってもらうことが出来ます。非常に患者さんの満足度が高い治療と言えるでしょう。

     た だ し 抜歯即時埋入は、可能なインプラントシステムが限られるのと、こういった治療法が選択肢に無い歯科医院もまだ多いので、どこでも対応可能なわけではないんです。非常に日本人、東洋人の骨の事情に合った治療法ですので、もっとメジャーのなって欲しいですね。

     歯を抜く前に相談を。